1月 16日, 2013 - Classical, Piano, Romantic    コメントは受け付けていません。

世の中で最も硬い宝石が、冷たい焔で光り輝く。

不動不朽のレコード。リヒテル自身が傑作と評しただけあって、幾つもの録音の中で快心の音楽となっている。

リヒテルのラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ほか 独DGG 1301

リヒテルのラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ほか 独DGG SLPM 138 076

ゆるやかにピアノが語り出した旋律は、雄大な音楽になっていく。
ピアノとオーケストラの演奏している音楽を聴いているのではなくて、ドラマがその音の向こうに感じられる。これが感銘というものだな。フルトヴェングラーの『バイロイトの第九』を聴いて感銘したのに似て、クラシックの名曲だから、有名作曲家の名曲だから、名演奏家の録音だからというものとは違う、レコードの芸術作品です。

演奏

Piano – Svjatoslav Richter
Conductor – Stanislaw Wislocki (tracks: A1 to B1)
Orchestra – Sinfonie-Orchester Der Nationalen Philharmonie Warschau (tracks: A1 to B1)

曲目

2.Konzert Für Klavier Und Orchester C-Moll Op. 18
A1 Satz: Moderato
A2 Satz: Adagio Sostenuto
B1 Satz: Allegro Scherzando
6 Préludes
B2 Nr. 12 C-dur Op. 32 Nr. 1
B3 Nr. 13 B-moll Op. 32 Nr. 2
B4 Nr. 3 B-dur Op. 23 Nr. 2
B5 Nr. 5 D-dur Op. 23 Nr. 4
B6 Nr. 6 G-moll Op. 23 Nr. 5
B7 Nr. 8 C-moll Op. 23 Nr. 7

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