4月 6, 2012 - Arhive, Baroque, Classical    1 Comment

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チェロのバイブルだとか、音楽史の偉業だとか、魂を揺さぶるかはたくさん聞いていく内に織りのように溜まっていくもので・・・現代楽器だから、ピリオド奏法だから・・・ボサ・ノヴァだぁ?そんなのジャズじゃなかばいってってどうでもよいこと。1961年という音楽の年代は、ロックやポップスが枝分かれしていく起点だった。

クラシックのコレクション、今後数が増えるかどうかもわからないからロックのコレクションに混ざってておかしくないような一枚がまず欲しいんですけど。そんなちょっと変わった無茶というのかタワーレコードのスタッフに聞いても期待通りじゃなかったのでという客が訪れた。試しにと中古であったこれを聞かせたら一瞬でとりこにしたようだ。最初の一節でものの十秒ほどでこれが良いと明るい返事と目の輝きが私を見返した。このジャケット・・・簡易なデジパックだけど・・・のデザインも良いですね。『魅力的なあなたみたいだ』と言われたことは横において。アルヒーフの1960年代の録音の中でも秀逸ではないでしょうか。再生音だけを聞いたらレーベルがどこなのか即答は出来ないでしょう。クラシックのコレクションのスタートには相応しいさわやかな演奏。クラシック音楽はイントロが長いのでいいのか悪いのかが数分もかかることが少なくない。しかしこれはスパッとしてる。どの曲も持たれるところがなくフルニエがチェロの貴公子とあだ名されたわけだ。中国ドラマではいざというときどこからかさっそうとした貴族風の出で立ちの剣士が現れて危機を救ってくれる、そんなシーンが楽しいが。そうした颯爽とした姿がイメージに現れるようなソロ・スイーツ。バッハの無伴奏チェロ組曲のファーストチョイスにこれ以上相応しいものは今の時点では思い当たらない。

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